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機関紙?

  ロンド・第59号  平成7年9月20日発行

阪神大震災チャリティプオークダンス特別号

ベランダから眺める陽の光にも、雲の光にも、庭の大きな樹木の葉かげにも、ちらりと感ずる初秋の息吹き。毎年9月ともなれば足早に秋は訪れる。陰暦の9月9日は中秋の名月で一年間を通しての式日、五節句の一つである。重陽の節句(菊の節句)ともいわれる。この日は観月会を催したり菊の花盛りを愛でて歌会を催したりする。「名月をとってくれろと泣く子かな」は有名な句。今年はむら雲に邪魔されてお月見も余りパッとしなかったようだ。今はもう秋の七草の萩の花が 庭中咲きこぼれて細かい花が葉にまじって点々と綴っている。庭の虫のなく音に耳を傾けながら、深まりゆく秋を想うのである。
台風12号も難無く過ぎて、高く澄みきった空はどこまでもつづき、満天の星が静かに
きらめいていた。

本年最大のイベント
阪神大震災チャリティプオークダンス大成功に幕をとじる!!
 去る9月3日あのサンアリーナにて
「神戸に100万ドルの夜景がもどるまで」を700枚の黄色いハンカチに夢を託して震災にあわれた友をしのびながら、男女入り交じって400人もの人達が盛大にかくも華やかに、そして元気一杯神戸までとどけよとぱかりに楽しく踊りました。中林先生のエレクトーン
生演奏で踊るニューコロー、マンガブスココロ他20曲にも近い踊りは、会場いっぱいにひろがるエレクトーンのさわやかな音色にまじって最高潮に達し、場内は熱気であふれんぱかり。あの広い会場が多くの人達でうづめつくされた様は、今までにない活気と感激とうれしさで興奮さめやらぬといったところ、それに中日本フォークダンス協会の方々の民族衣装をつけて踊るポーランドの曲(マレックのクヤピヤクとオベレック他3曲)のデモンストレーションやカスタネットの花島マリさんの愛のロマンス等、それは見事な踊りにただただ見とれるばかり、いっとき幻想の世界へと引き込まれていきました。
 尚、伊勢市長水谷様、兵庫県FD連盟 会長野口様、日本FD連盟FD委員会委員長関根様
講師の兵庫県FD連盟伊藤先生、エレクトーン演奏家中林先生、
日本FD連盟三重県支部長三宅様、伊勢FD協会会長三井様他多数の来賓の方々にご出席を賜わり、心のこもった御祝辞をいただきました。その上、次の方々からはFD協会へご丁重にもお手紙をいただきました。ここに改めて掲載させていただきます。

兵庫県FD連盟 伊藤章二・節美 様
拝啓
九月の声と共に涼風がさわやかな季節となってきました。その後いかがお過ごしでしょうか。次の行事に向けてお忙しい日々をお過ごしの事と思います。先日は「阪神大震災チャリティフオークダンスのつどい」に参加させていただきありがとうございました。伊勢の皆様には大変お世話になりまして誠にありがとうございました。参加者--同、地震のことを忘れて楽しませていただきました。プログラムの冊子のすばらしさ。表紙の神戸の写真やサンアリーナのすばらしい会場にゆれる無数の「季世の黄色いハンカチ」。神戸の復員を願ったCDや写真展。エレクトーン演奏によるプログラムの数々。ポーランドにタイムスリップしたようなデモンストレーション。幸せの黄色いハンカチを持ってのダンス等々私達の心をつかんで離さない心にくいばかりの、演出の数々に私達はただただ感涙し、感謝の気持ちでいっぱいです。私共のつたない指導にも笑顔で踊っていただき光栄でした。   
 私達も復興に向け、皆で力を合わせてがんばろうと今一度誓いを新たにしました。参加できなかった会員にもプログラムや黄色いハンカチを見せて、当日の話をしましたら、皆も自分の事のように喜んでくれました。反面、参加できなかった事を残念がっていました。お世話をいただきました役員の皆様、会員の皆様にもよろしくお伝え下さい。季節の変わり目ですので、充分にお身体に気をつけられてご自愛下さいませ。又、お逢いできる日を楽しみにしております。          敬具

「出会い」
中林一雄 様
 微風にゆれる花畠を思わせるようなコスチュームが優美に、そして和やかに‥。一人一人輝いて楽しそう。人々の心に触れる素敵な出会い。御互いを支え合い、励まし合う「チャリティ フォークダンスパーティ」を見事に演じたダンス。アリーナに処せましと響いた「神戸に百万ドルの‥.」の歌。大勢の人達による踊りと歌は正に感動であり、その感動が共有できたところに、このパーティの成功があったように思います。
参加された全ての方々に、大きな拍手を贈らせていただきたい。何故なら拍手は、する側もされる側も最高の雰囲気を演出し、人々を幸せにしてくれるからです。それに加えてもう一つ、西世古幸子さんの手に依って名付けられ、振付け頂いた私の曲も新しい生命を与えられ、皆さんとご一緒させて頂いたこと、とてもうれしく思っています。
楽しい時間の遇ぎるのは早く中村理事長は、このパーティの成功は一人一人の暖かい思いやりが感動を生み、それを共感出来た喜びを心の底から語っていられた。次に逢う日への情熱も熱っぽく‥。爽やかな思いを胸に‥会場を後に・・・
ゆく夏を惜しむかのように’赤とんぼ’がロマンティックな秋の訪れを演出していた。夕陽が映し出すオレンジ色の雲に。‥。しばし‥。素敵な一日をありがとうございました。
 私達文化村グループは「神戸に百万ドルの夜景がもどるまで」チャリティコンサートが多気郡大台町にて第4回を行うことになり準備を進めています。願わくば、皆様のご協力を頂ければ、又一段と熱気が溢れ、心の通い合うイベントになることを願い乍ら、そして素敵な出会いを胸に‥。ありがとうございました。

伊勢フォークダンス協会のさらなる発展を確信して
(社)日本アォークダンス連盟 
三重県支部長 三宅 左汰男 様
「阪神大震災チャリティフォークダンスのつどい」が無事大成功に終わり、伊勢フォークダンス協会の皆様方に敬意を評しお疲れさま”と会員の皆さん全員に声をかけたい気持ちで一杯です.大会が終わった後の皆さんのあの清々しい表情は2週間経した今でも目をつむると浮かんできます。
県支部加盟団体の1団体で過去にない400名を越える参加者、賛同者の大会が開催されたことは支部としては大変心強く、対外的に自慢もできます。今回の素晴らしい大会を企画、立案されたヘッドチームに改めて敬意を評したいと思います。今回の大会の成功は、伊勢フォークダンズ協会の系統立った組織の縦の糸と組織の中の個人の横の糸が巧く絡み合って大きな論を創ることが出来たのではないだろうか。
 伊勢フォークダンズ協会は支部内では会員が最も多い団体で、毎年会員を増やし益々組織が充実じているようです、だだ評論家的言い方をすれば、組織を形成していくに一番適しているのは、有名なことわざで「山を見て木を見ず」です.その反対に「木を見て山を見ず」と言うことわざもあります。
 伊勢フォークダンス協会が今後さらに大きく、幅のある協会を目指すのであれば「木を見て山も見る」で進んではいかがでしょうか? 組織はともすると組織の名で個人を無くしてしまいます、組織が円滑に運営されればされるほど-−-----これからのさらなる伊勢フォークダンス協会の発展を確信して、私の思うところを少し述べさせていただきました.

「チャリティフオークダンスのつどい」を終えて
指導部 野田冨美子
 思い出の地、サンアリーナでのつどいは、いかがでしたか。
講習会、エレクトーンの生演奏にのってのフォ―クダンス、そしてスペイン、ポーランドのデモタイム、創作ダンス「ダススピール」等々、時間に追われての一日でした。皆さんには楽しんでいただけたかしら?
阪神の方々を少しでも励まして差し上げることが出来たのかしら?と自問自答しています。
当初、指導部でこの話を伺った時は「サンアリーナでパーティが出来るなんて」と喜びましたが、その反面、私たちに出来るのかな、荷が重すぎるのでは?と不安に思ったりもしました。でも今は微力ながらお手伝い出来たことを嬉しく思っています。計画が進むにつれて、理事、指導部員はもとより各サークルの会員一人ひとりの心、小さな力が集まってこのような大きなつどいを持つことが出来たのです。
みんなでつくった「つどい」です。反省することも多々ありますが、この体験を基にこれから少しづつ勉強し、次の行事につないでゆけたらと思っています。最後になりましたが、いろいろとご協力いただきました皆様に心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

理事長 中村伸子
 今回の、「阪神大震災チャリティ−F・Dのつどい」には、県内・県外より400人にもなろうかという参加者で、あの広い体育館が、色とりどりの衣装でいっぱいになり、和やかな雰囲気の中で、一日楽しく蔭ることができ感無量でした。特に「さよならタイム」では、水谷伊勢市長さんも、黄色のハンカチを手にみんなの輪の中に、いっしょに踊った’ルーガ’は、いつまでも脳裏に焼き付いています。兵庫県の方たちも、大変感激され、喜んでいただきました。
「一人の小さな手、何もできないけど それでも みんなの 手と手をあわせれば   何かできる  何かできる」の歌を現実のものとして為し返げたことは、私たちI・F・D協会の会員の努力と団結の力であります。
 当初から企画・運営に当たられた村井氏をはじめ、実行委員のみなさんの昼夜を間わず懸命につくされた努力には感謝いたしております。また、それを支えてくださいました各サークルの指導者の方々の努力にも敬意を表します。
 こんなすぱらしいI・F・D協会は、ますます自信をもって手と手をつなぎ、大きな輪となり発展していくものと確信しています。
 スタヅフの皆さん、会員の皆さん、大変御苦労さまでした ありがとうございました。

一泊レクリェーション/桃取行
 9月6日、7日の両日はロンド58号でお知らせしましたが、伊勢FD協会と鳥羽らっこと共同で企画したレクリェーションの日である。伊勢からも20名参加し、鳥羽佐田浜港にてらっこの皆さんと合流する。心配していたお天気も、よく晴れて日中はまだ残暑きびしく汗ばむほどであった。青く広い大きな海。久しぶりに眺める鳥羽島の風景は素朴でひっそりと静まり返っていた。新築された桃取スポーツセンターにて待望のダンスパーティー。らっこの3周年記念行事でもあり大変盛り上がり、みんな楽しくにぎやかに踊った。
 夕食は松家旅館の大広間。広間から眺める海の風景は沈み行く太陽と雲の谷間にあってうすむらさきに映えていた。出るわ出るわ、魚料理の活き造りに舌づつみを打ちながら、みんなのうれしそうな顔と顔‥‥。夜は桃取小学校の体育館で地元の婦人会の人達と一緒にやさしいフォークダンスや民踊で時を過ごした。
婦人会の人達の若いこと。18才(既婚者)〜50才迄と年齢に何らかの制限があるようだが、若さあふれて活気があり、そして賑やかなこと‥。でも大変喜んで下さって、フォーグダンスを通してのこの交流は、なかなか意義あるものと確信出来たふ新しい人と人との出会いと喜びは、今もまだみんなの心に味わい深く残っていることでしょう。
 婦人会の人達の桃取音頭を最後に、このレクリェーションも終わりを告げた。らっこの皆さんの心からのおもてなしに敬意を表しまして、ここに深くお礼申し上げます。

    事務局からの報告
8/6 ・伝達講習会(H7,7,22[土]一23[日]に四日市勤労者総合福祉センターにて講習されたもの)がサンライフにて午後1時より開かれ、多数の参加者あり。
8/7 ・チャリティフォークダンスの集いに向かってサンアリーナ(サブ会場)の下見を行い、いろいろ検討する。〔当日の理事及び各サークルの役員さん達午前9時現地集合)
8/11・臨時理事会を事務局にて開催。来る9/2,3日のチャリティフォークダンスの集いに関する総合打合せ。
9/4 ・ ひまわりサークルに村井副会長、指導部長、指導副部長の三方が訪問。去る9月3日のお礼を述べにみえた。殊に部長さんの心こもったご挨拶は感無量といった感じで、ほのかに頬が紅潮してみえました。
9 /15 ・ 第4回理事会を事務局にて開催、全員出席。(報告内容は下記に掲載)
9 /16 ・ チャリティの集いの反省会開く。於=養老の滝二階 出席者=三井会長、村井副会長はじめ理事、各サークルからの役員さん。

議題
1.各サークル現況
コスモス 統一曲、芸能祭の練習 例会出席率 76%
ひまわり 統一曲、芸能祭の練習 例会出席率 71%
なでしこ 統一曲、芸能祭の練習 例会出席率 70%
パーティで会員1名増 
民舞研  芸能祭の練習 例会出席率 60%
ポピー  統一曲、芸能祭の練習 例会出席率 70%
     パーティで会員3名増 
はまなす 統一曲、芸能祭の練習 例会出席率 85%
     パーティで会員4名増 

2.指導部現況
  9月9日にパーティの反省会市民芸能祭に向けて本格的に準備を蛤める。
3.チャリティフォークダンスの集い。全体総括会計報告は(別紙)収益金で、兵庫県連ヘプレヤーを贈る.義援金は別にして送る。維かい面でいろいろあるが各自精一杯頑張った.余裕がなかった。責任者本人がバタバタ動いてしまい全体をみる余裕がなかった。
4.いせ大祭について。今年は参加しないが来年は参加の方向で進める。
5.その他
  ・レディース文化祭に各サークルが参加する.
  ・クリスマスパーティ12月6日水曜日6時30分より9時の予定

県連事業のお知らせ
 事業名    日時   場所  目標数(昨年実績)当
平成7年度 県スポーツレクリエーション大会
H7.10月1日(日)Am10=00〜Pm3:30 一志町体育館 100〜150名(99)

FD広場
阪神大震災チャリティーフォークダンスに参加して
ひまわり 水井嘉子
いよいよ待ちに待った9月3日です。
朝から車に乗せていただき、到着いたしました。昨年世界祝祭博が開催されたサンアリーナヘと 楽しいミニ講習を受けセレモニーが始まり「あの美しかった神戸に百万ドルの夜景をもどさなくては」と思いつつ、亡くなられた方々に慎んで黙祷をささげました。
 思えば6ケ月前に「チャリティフォークダンス」の実施をお聞きし、明倫ひまわりの指導を受けもっている私には、盛り沢山の曲目に「完全にサークルの方に伝えられるかなあ−」と思いつつ、一生懸命勉強致しました。結果的には時間が足りなかった為、伝えながら勉強しようとしていた、お昼のフリー曲は半分以上できなかった状態で「見て踊って下さい」と言わざるをえませんでした。時間があったら全員踊れたのに、準備期間が一一・年あったらと反省しております。これらの曲はこれからの課題曲にし、12月頃までに踊れるようにしたいと思います。
 エレクトーンの独特の音色で盛り上げて下さった中林氏、そしてステキなポーランドの曲を踊っていただいた兵庫県の方や、三重近在の方、遠方から参加してご協力いただきました皆様に「ありがとうございました」とお礼の言葉を言わさせていただきたいと思います。

鳥羽桃取り白レクリェーションに参加して
鳥羽FDラッコ 畦地知子
どこでも、どなたとでも、とにかく踊ってさえいればごきげんな今の私です。それが窓の外は青い海、メンバーは顔見知りの方ばかり、曲目もレッスンでおなじみのもの、となれば一一雇楽しさが増すというもの。桃取の鳥羽らっこ三周年を兼ねたパーティは、時間がとぶようにすぎてしまいました。自分勝手に楽しんでしまって、まわりの方にご迷惑をかけてはいけないという気持ちよりも、折角の機会だから目いっぱい楽しみたいという思いの方が勝ってしまい、いつの間にやら、オバタリアン根性にかけては誰にもひけをとらぬことになってしまいました。今日TVドラマを見ていたら「若い時は楽しいことがあると、明日も又楽しいことがあるだろうと思って生きてきた。でも、今は楽しいことがあると、今これで世界が終わってしまうといいと思う」というせりふを聞き、少し前の私は全くその通りに考えていたことを思い出しました。でも、今は違います。きっと、もっともっと
楽しいことがこれからもまっている。自分の背負っている荷物だって、いつまでも重いばかりじゃない‥.かもしれない。まだ消極的ですが、少しは前向きに顔を上げようと努力する勇気がもてそうな気がしています。
フォークダンスでも、これからの人生でも、いい意味でのマイペースを守りつつ、軌道をはずれたり、ステップを間違ったりしたら、お仲間の皆さんどうぞ、元の位置に引き戻してください。楽しかった一日を思い出すにつけ、こんなすぱらい仲間にめぐり会えた幸せに感謝しております。
西世古先生、伊勢の皆様、お世話下さった皆様、ありがとうございました。

桃取に旅して
ひまわり 畑和子
九月六.七の両日桃取への一泊海外?旅行に参加しました。鳥羽佐田浜港で「鳥羽ラッコ」の皆様と合流し十五分間波にゆられて桃取港に到着,磯の香に迎え.られました。昼は冷房付きのスポーツセンターでバラィティに富んだダンスを楽しく踊り,夜は七時半から体育館で若さあふれる婦人会の方たちと仲良く踊り,桃取音頭も見せていただきました。その後は旅館で浴衣姿もあでやかな民謡カラオケ.ジルバもどきの創作?ダンス等々!笑いの連続でした。部屋の窓からは灯台の灯かり,キラキラ光る夜の海,ロマンチックな気分でしばし見とれる程でした。朝は漁に出る船のエンジンの音
に目を覚まし夜とは異なった海の景色にまた見とれ,近くてもよ<知らない十地に旅する新鮮さはよいものだと思いました。ここでまたひとつ私の思い出の小箱がふくらみました。「残照に立つ』私にとっては,いつの日かこの小端をあけて懐かしむときがやってくることでしょう。
終わりに「鳥羽ラッコ」の皆様の暖かいお心配りに感謝致します。ありがとうございました。

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